ケアマネ試験対策。通所介護(デイサービス)の出題ポイントを解説します。

こんにちは。マッキーです。

介護職員として働きながら、ケアマネの資格を取得しました。

ブログでケアマネ試験の情報を発信しています。

この記事では、ケアマネ試験の学習をしている方を対策に通所介護(デイサービス)から試験対策として覚えておきたいポイントを紹介します。

通所介護の問題は毎年必ずと言ってもいいくらい出題されています。

確実に1点を抑えられるようにがんばりましょう。

この記事はこんな方へおすすめ

通所介護(デイサービス)の基準や加算などが知りたい方

ケアマネ試験で出題されるポイントを知りたい方

スポンサーリンク
目次

通所介護とは?

通所介護とは、デイサービスのことです。

自宅から送迎してもらって、日帰りで施設へ通います。

食事や入浴のサービスを受けたり、レクリエーションや機能訓練を行ったりします。

他の利用者さんとも交流して楽しく過ごします。

通所介護の基本方針

施設へ通っている利用者さんに、日常生活上の世話や機能訓練を行います。

以下のことがデイサービスの基本方針としてあげられます。

利用者の社会的孤立感の解消。

心身機能の維持。

利用者家族の介護による身体的、精神的な負担を軽減。

通所介護の人員基準

通所介護の人員基準は以下の通りです。

各職種における資格要件はよく出題されています。

一通り押さえておきたいですね。

職種人数資格要件
管理者専従1人なし
生活相談員専従1人社会福祉士
精神保健福祉士
社会福祉主事など
(自治体によって違う)
介護職員利用者15人まで(1人以上)
利用者20人以下(2人以上)
利用者25人以上(3人以上)
なし
看護職員専従で1人以上看護師、准看護師
機能訓練指導員専従で1人以上理学療法士
作業療法士
言語聴覚士
看護師
柔道整復師
あん摩マッサージ指圧師
(一定の経験を有するはり師、きゅう師)

ほとんどの職種で、専従で1名以上確保しなくてはいけません。

管理者と介護職員の資格要件は特にないことにも注目です。

試験ではよく出題されます。

第20回目の試験では設問のすべてが人員基準に関するものでした。

通所介護の設備基準

通所介護の事業を行うのに必要になる部屋や備品などの決まりがあります。

機能訓練室・食堂食事やリハビリなどを行う部屋。広さの規定あり。
合計面積が1人当たり3㎡以上。
事務室広さの規定はなくて、食堂などをパーテーションで仕切っても可能。
相談室相談や契約などを行う場所。
プライバシー保護のため、個室が望ましいがパーテーションでも可能。
静養室体調が悪い時に休める部屋。
ベッドが必要。
トイレ車いすでも使用できるように改修したトイレ。
複数設置。
浴室入浴サービスを行う場合には必要です。
備品送迎車。機能訓練用品。
災害時の備品など。

試験で見かけるのはまれです。

第21回目の試験で少しだけ出題されました。

災害時のときの備品が必要。

通所介護計画書

通所介護を利用している利用者さんへ向けて事業所が作成する計画書です。

居宅サービス計画書(ケアプラン)を元にして管理者が作成します。

ご家族や利用者さんの要望をアセスメントして、デイサービスでのプログラムを決定します。

作成したものは利用者さんへ説明をし同意を得たうえで交付します。

  • 利用者ごとに管理者が作成する。(介護支援専門員でなくても大丈夫。)
  • 作成したものは利用者へ説明をして、同意を得たうえで交付をします。

通所介護で自費となるお金

介護保険とは別で利用者さんの負担となるお金についてです。

利用者さんや家族に内容費用を記載してあるサービス提供証明書を交付して請求します。

おむつ代

通常の時間を超えるサービスの費用

食事の費用(昼食・おやつ)

日常生活費(教養娯楽費、理美容代など)

事業所の地域外に住む利用者さんの送迎費用。

第23回目の試験で送迎の介護報酬の設問がありました。

通常では送迎に関する費用は介護報酬(通所介護費)に含まれていますが、事業所の実施地域を外れた送迎をした場合に請求されます。

ややこしいので注意です。

特別養護老人ホーム等の施設サービスと異なり、おむつ代が自費になります。

お泊りデイについて

「お泊りデイ」と呼ばれて、宿泊サービスを提供している通所介護事業所があります。

昼間はデイサービスを利用して、そのまま泊まるという流れのサービスになります。

このサービスは、介護保険適用外となので、利用者さんの全額負担となります。

一泊の料金は事業所により異なります。数千円くらいのイメージです。

お泊りデイを開設する場合は、開始前に指定者(都道府県知事)に届け出をしなくてはいけません。

21回目の試験で出てきています。

これからもニーズが高く利用者が増えているサービスなので注目です。

通所介護の介護報酬

サービスを利用したら、どのくらいの介護報酬が発生するかについてです。

通所介護の報酬には以下のような区分分けがあります。

サービスを利用している時間

事業所の規模

要介護度(1~5)

通所介護の介護報酬一覧表

(数字はコロナウイルス特例は計算していません。)

要介護1要介護2要介護3要介護4要介護5
3~4h364417472530585
4~5h386438495551608
5~6h561663765867969
6~7h575679784888993
7~8h64876588710081130
8~9h65977990210261150
通常規模型
要介護1要介護2要介護3要介護4要介護5
3~4h352403455506559
4~5h370424479533588
5~6h536634732828926
6~7h555657758858959
7~8h6207338489651081
8~9h6377538729921111
大型(Ⅰ)
要介護1要介護2要介護3要介護4要介護5
3~4h340389440488540
4~5h356408461513566
5~6h517611705800894
6~7h535632729827925
7~8h5987068189311043
8~9h6147268399551070
大型通所介護費(Ⅱ)
要介護1要介護2要介護3要介護4要介護5
3~4h409469530589651
4~5h428491555617682
5~6h6457618799951113
6~7h66678690810291150
7~8h739837101211501288
8~9h768908105211971339
地域密着型通所介護

介護保険の単位は1単位が約10円のイメージです。

通所介護はコロナウイルス感染症に対応するための特例の対象で、2021年9月末まで通常よりも0.1%の上乗せとなっています。

過去問もよく出題されます。23回試験では、区分の特徴について出題されています。

下記の表をざっくりと参照して、通常型、大型(Ⅰ)、大型(Ⅱ)と建物の規模により別の表があるということ。利用している時間要介護により報酬が変わるという特徴があることを押さえておきましょう。

区分=どんな条件で金額が変わるのか?

通所介護の主な加算

通所介護に使われる主な加算について、見ていきましょう。

加算についてはかなり出題されるのでチェックです。

延長加算

サービスの提供時間が9時間以上(5時間が限度)

通所介護の施設を使って宿泊する場合は算定不可となります。

第22回の再試験の設問になっています。

通所介護では延長加算がある。

入浴介助加算

入浴を適切に行うことが出来る人員、設備を有する事業所が入浴介助を行った場合に算定。

第22回試験の設問に入浴介助加算が出題されています。

設備や人員基準があることが条件だと問われていましたが、令和3年の法改正により入浴介助加算(Ⅱ)が新設されています。個別の入浴計画を作成して、利用者さんの在宅に近い環境での入浴がポイントとなります。

法改定があるので注目。

個別機能訓練加算

理学療法士などを配置、利用者の居宅を訪問した上で、個別機能訓練計画書を作成して実施。

居宅訪問をすることでニーズを把握して、多職種でアセスメントを行います。

こちらも令和3年の法改定で若干の見直しがあります。個別機能訓練加算(Ⅱ)として「LIFE」というwebシステムの活用が条件となります。

こういうものがあるのかと、名前は覚えておきたいですね。

LIFE=科学的介護情報システム

生活機能向上連携加算

外部の理学療法士等と事業所の機能訓練指導員が共同してアセスメントや個別機能訓練計画の作成などを行った場合。

外部のリハビリ専門職との協働している部分が個別機能訓練加算と異なります。

第22回の設問で、問われています。

栄養改善加算

低栄養状態のおそれがある方に対して実施。

管理栄養士を配置して、介護職員などと共同して栄養ケア計画を作成して実施する。定期的に記録と評価。月2回を限度に算定できる。

第22回目の試験では、看護師が栄養ケア計画を作成すると、ひっかけ問題が出題されています。

管理栄養士が必要。

認知症加算

認知症高齢者の日常生活自立度Ⅲ以上の利用者を占める割合が20%以上であること。

特定の研修を修了した職員を配置するのが条件。

  • 認知症介護指導者研修
  • 認知症介護実践リーダー研修
  • 認知症介護実践者研修

認知症算定した場合は、若年性認知症利用者受入加算が算定できません。

第22回の再試験の設問で問われています。

通所介護の主な減算

介護報酬が減らされるケースについて。

同一建物減算

事業所と同一建物等に居住する利用者にサービスを提供。通所系のサービスで共通しています。

他のサービスでも共通して算定されます。

  • 訪問介護
  • 訪問看護
  • 通所介護
  • 訪問リハビリテーション
  • 通所リハビリテーション
  • 定期巡回・随時対応型訪問介護看護
  • 夜間対応型訪問介護
  • 地域密着型通所介護
  • (介護予防)認知症対応型通所介護

送迎減算

送迎を行わない場合に減算となります。同一建物減算の対象の方は、送迎減算の対象にはなりません。

片道だけの送迎でも減算となります。

通所介護では基本の報酬に送迎代が入っています。

通所リハビリテーションでも同じように算定されます。

  • 通所介護
  • 通所リハビリテーション

定員超過利用減算

厚生労働大臣が定める基準を上回る利用者さんが通所している場合は減算となります。

月全体の利用者さんの数からサービス提供日数を割って求められます。

全体のまとめ

この記事では、通所介護(デイサービス)からケアマネ試験に出題されるポイントをまとめました。

以下の部分がポイントとなります。

通所介護の基本方針として、社会的孤立の解消や家族の負担を軽減する役割もある

人員基準として、管理者の資格要件がない

管理者が通所介護計画書を作成する

おむつ代、食費、日常生活費などが自費となる

保険適用外でお泊りデイをやっている事業所もある

事業所の規模により、介護報酬の区分がある

加算や減算もよく出題される

ケアマネ試験の勉強方法について別の記事でまとめています。

[sitecard subtitle=関連記事 url=https://nekurabonbon.com/benkyouhou/ target=]

[sitecard subtitle=関連記事 url=https://nekurabonbon.com/keamanesikenn-itukarabennkyou/ target=]

よかったらシェアしてね!

ケアマネ試験の合格に向けて、利用したいサービス

ケアマネ試験の合格に向けて、ぜひ利用してもらいたいサービスは以下の通りです。

働きながら資格の取得を考えている方や、独学での学習に不安がある方は通信講座を利用しての学習がおすすめです。

ユーキャンは特に業界大手ということもあり、ケアマネジャーの資格に関しても多く合格者を出しています。

ユーキャンのケアマネジャー講座

働きながら資格を取りたい方はユーキャン。

ユーキャンは働く方を前提として、スキマ時間に学べて、無理なく学習を続けていくための工夫がされています。

介護で働く方の強い味方です。

一括払い:49,800円

分割払い:月々3,900円×13回

ユーキャンのケアマネジャーの特徴

鬼門となる「介護支援分野」(法律や介護保険)の基礎を固められる。

豊富なイラスト、図解を使ってかみ砕いた解説、はじめて勉強する方への配慮があります。

スマホで「学生専用サイト」が利用できる。

動画での解説、webテストで苦手分野を克服。

ユーキャンの標準学習期間は6か月です。

早めに申し込みをすることで、無理のないスケジュールで学習をすすめることが出来ます。

教育訓練給付制度を利用すれば、さらにお得になります。

シカトル

シカトルを使うことで、

自分に合った通信講座が見つかります。

お住まいの地域で資料を無料で請求することが出来ます。

色んな通信講座の資料を見比べて、

金額や内容を比較ましょう!

シカトルのオススメポイント

資料の請求だけなので「無料」で行える。

色んな通信講座の資料が一回で取り寄せられる。

色んなサービスを見比べることで、自分に合ったものを探すことができる。

ケアマネ試験の通信講座に関係する資料を一括で請求できます。

毎年10月に行われるケアマネ試験に向けて、早めの準備をしていきましょう。

シカトルが気になる方は関連記事がありますので、ぜひご覧になってください。

目次
閉じる