小規模多機能型住宅介護とは何か?ケアマネ試験に出題されるポイントも解説します。

こんにちは。マッキーです。

介護職員として働きつつ、ケアマネの資格を取得しました。

ブログでケアマネ試験に関する情報を発信しています。

介護保険のサービスの一つに「小規模多機能型住宅介護」があります。

小規模多機能型住宅介護ってどんなサービスなの?と疑問に思っている方はいませんか。

この記事では、まずは小規模多機能型住宅介護が何か分かりやすくサービスの特徴を説明したいと思います。

小規模多機能型住宅のサービスの特徴を説明した後で、ケアマネ試験の受験者へ向けて、小規模多機能型住宅介護から試験の対策として押さえておくポイントをまとめていきたいと思います。

この記事はこんな方へおすすめ

小規模多機能型住宅介護のサービスの特徴を知りたい

ケアマネ試験で出題されるポイントを勉強したい

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目次

小規模多機能型住宅介護って何?

小規模多機能型住宅介護は2006年から開始された介護のサービスです。

小規模多機能型住宅介護を略して=「小多機(しょうたき)」とも呼ばれます。

この小多機というサービスは、いわゆる登録制のサービスです。

登録している人は1つの事業所で、通い随時訪問泊りを組み合わせて利用することが出来ます。

  • 通い(デイサービス)
  • 随時訪問(訪問介護サービス)
  • 泊り(ショートステイ)
小規模多機能型住宅介護
1つの事業所で3つのサービス!
随時訪問(訪問介護)
泊り(ショートステイ)
通い(デイサービス)

小規模多機能型住宅介護の事業所へ登録する。

登録すれば、1つの事業所で「通い、訪問、泊まり」を組み合わせて利用できる。

小規模多機能型住宅介護の「通い」の特徴

通いサービスの特徴です。

  • 通いに預ける時間の融通が利く。
  • 短時間だけのサービス利用することが出来る。(朝の1時間だけ、夕方ちょっとだけ等)
  • サービスを延長することが出来る。(お迎えが遅くなるときは、夕飯を食べさせてもらったり、そのまま泊めてもらったり。)

小規模多機能型住宅介護の「随時訪問」の特徴

随時訪問サービスの特徴です。

  • 指定した時間に自宅へ訪問してもらえる。
  • 食事や排泄の介助などの身体的な介護が受けられる。
  • 家の中の掃除、ゴミ出し等の生活の支援が受けられる。
  • 安否確認や服薬だけなどの短時間の訪問にも対応している。

小規模多機能型住宅介護の「泊り」の特徴

泊りサービスの特徴です。

  • 普通のショートステイはあらかじめ予約が必要ですが、小規模多機能型住宅介護では急遽泊りの場合でも「予約なし」で対応してくれる。
  • シフト制で昼間と同じスタッフが夜も見てくれる。
  • 顔なじみのスタッフで安心。

小規模多機能型住宅介護を利用するメリット

  • 一つの事業所で、通い・訪問・泊りのサービスを好きなように組み合わせられる。
  • 一つの事業所でサービスが完結するので、手続きが楽
  • どのサービスも同じスタッフがシフト制で提供しているので、顔なじみの関係が作りやすい。
  • 緊急でサービスを利用したい場合でも臨機応変に対応してもらえる。

小規模多機能型住宅介護を利用するデメリット

  • 小多機を利用していると、他の介護保険のサービスが利用できなくなる。(例外あり。訪問看護、訪問リハビリテーション、居宅療養管理指導、福祉用具貸与は利用できる。)
  • 担当のケアマネが変わる。(居宅介護支援事業所のケアマネ→小規模多機能型住宅介護のケアマネ)

ケアマネ試験に出題されるポイント

小規模多機能型住宅介護の中から、ケアマネ試験で出題されるポイントをまとめていきます。

地域密着型サービスの一つ

小多機は地域密着型サービスです。

市町村が指定したり、管理したりします。

2つのサービス計画書の作成

小規模多機能型のケアマネが「居宅サービス計画書」と「小規模多機能型居宅介護計画書」の両方を作成します。

  • 居宅サービス計画書:小多機を利用します。という計画書。
  • 小規模多機能型居宅介護計画書:小多機の中でこんなサービスを受けます。という具体的な計画書。

担当のケアマネが居宅のケアマネから小規模多機能型のケアマネへ変わります。

居宅介護支援のケアマネ「お願いします」
小規模多機能型住宅介護のケアマネ「任されました」
居宅サービス計画書
小規模多機能型住宅介護計画書

2種類の計画書がある

「居宅サービス計画書」

「小規模多機能型居宅介護計画書」

小規模多機能型住宅介護のケアマネが2つを作る。

例外的に利用出来るサービス

小多機の利用をはじめることで、それまでに利用してきた他のサービスを利用できなくなってしまいます。

その中でも例外的に利用できるサービスがこちらの4つです。

訪問介護

訪問リハビリテーション

居宅療養管理指導

福祉用具貸与

小規模多機能型住宅介護の利用定員

定員の数に関しても出題されます。

小規模多機能型受託介護では「29人まで」登録できます。

登録者で泊りやデイのサービスの定員数を分け合って利用します。

登録している人の数によって、一日に利用できるサービスの定員が決まっています。

登録者数1日の利用定員
~25人登録定員の1/2~15人まで
26~27人16人まで
28人17人まで
29人18人まで
通いサービスの利用定員の一覧

(定員数-11人=大体の定員)と覚えておきましょう。

宿泊の場合は通いサービスの登録定員の1/3人~9人まで。

サテライト型の併設

サテライト型についても問題が出されます。

サテライト型とは、いわゆる支店のことです。

あまり距離が離れていない場所に建物があることが条件で、何かあった時に本店と協力し合うことが出来ます。

サテライト型の登録人数は18人まで

1事業所あたり、2つまでのサテライトを持てる

小規模多機能型住宅介護の人員基準

人員基準に関しても出題されます。

代表者

認知症高齢者の介護へ従事した経験、または保健医療サービス、福祉サービスの経営に携わった経験があり、認知症対応型サービス事業所開設者研修の修了者。

管理者

常勤専従、特養等の職員として3年以上認知症高齢者の介護に従事した経験を有している者であって、認知症対応型サービス事業所開設者研修の修了者。

従業者

  • 通い(常勤換算で利用者3人に対し1人以上)
  • 訪問(常勤換算で一人以上)
  • 夜間(時間帯を通じて1人以上、宿泊者がいない場合は不要)
  • 当直(時間帯を通じて1人以上)
  • 看護職員(1人以上)
  • 介護支援専門員(1人以上)小規模多機能型サービス等計画作成担当者研修を修了した者

人員基準に関するポイント

管理者は常勤専従

介護支援専門員が必要

夜間は宿泊者がいなければ、夜勤の職員はなくても良い

夜勤とは別に当直が1人必要

介護報酬について

要介護度で区分が分かれています。

利用料金は月ごとの「定額制」です。

どれだけサービスを利用しても、利用料金は毎月の定額制です。
1月/単位要支援1要支援2要介護1要介護2要介護3要介護4要介護5
同一建物に居住する者以外3438
3418)
6948
6908)
10423
10364)
15318
15232)
22283
22157)
24593
24454)
27117
26964)
同一建物に居住する者3098
3080)
6260
6224)
9391
9338
13802
13724)
20076
19963)
22158
22033)
24433
24295)
小規模多機能型居宅介護(予防含む)の単価

新型コロナウイルス対策の特例として2021年9月まで基本報酬が0.1%上乗せされています。

カッコ()は上乗せ前の元の値です。

事業所と同じ敷地内に利用者さんが住んでいる(同一建物に居住する者)の場合、移動の手間がなくなりますので、その分減算となっています。

介護報酬に関するポイント

コロナ対策の特例あり。

サービスをいくら使ったとしても定額。

同一建物で減算あり。

区分ごとで7段階あり。

主な加算

主な加算として、以下の4つを紹介します。

  • 総合マネジメント体制強化加算
  • 認知症加算(Ⅰ)
  • 認知症加算(Ⅱ)
  • 過少サービス減算

総合マネジメント体制強化加算

登録者が住み慣れた地域で生活できる仕組みを評価する加算です。

  • 地域住民との交流、地域活動への参加を図る。
  • ケアマネ、看護師、准看護師、介護職員が日常的に情報提供やサービスの調整を行う。

認知症加算

認知症の利用者に対してサービスを提供した際に算定できる加算です。

  • 認知症加算(Ⅰ):日常生活自立度のランクⅢ以上
  • 認知症加算(Ⅱ):要介護度で、日常生活自立度のランクⅡに該当する

過少サービス減算

登録はしているが、サービスを利用していない場合に減算にります。

通いサービス、訪問サービス、宿泊サービスの一月の提供回数が登録者一人あたり平均で週に4回に満たない場合減算です。

短期利用居宅介護

小規模多機能型住宅介護に登録していない方でも「短期利用居宅介護」として緊急でショートステイを使えます。

どのような条件で利用できるのかを確認しておきましょう。

短期利用居宅介護の利用の条件

  • 登録定員未満である。
  • 居宅介護支援事業所のケアマネが緊急と判断した場合
  • 小規模多機能居宅介護のケアマネが、登録者のサービスに支障がないと判断した場合
  • 7日以内の利用期限を定める

運営推進会議

運営推進会議は指定地域密着型サービスの運営基準に従って行われます。

利用者の家族や地域住民の代表者の方が参加します。

提供しているサービスの内容を明らかにして、しっかりと地域に密着したサービスができているかを会議します。

2か月に1回で運営推進会議が開催される。

運営推進会議の参加者

  • 利用者の家族
  • 地域住民の代表(町内会長、民生委員)
  • 市町村の職員
  • 地域包括支援センターの職員

全体のまとめ

小規模多機能型住宅介護ってどんなサービスなのか?という疑問にお答えして、サービスの概要を説明しました。

その後、ケアマネ試験の受験者へ向けて、小規模多機能型住宅介護から試験で出題されるポイントを解説しました。

小規模多機能型住宅介護とは?

登録制のサービス

1つの事業所で「通い、随時訪問、泊まり」を組み合わせて利用できる

登録するメリットは大きいが、利用できる介護保険のサービスに制限が付くなどのデメリットもある。

ケアマネ試験で出題されるポイント

地域密着型サービス(市町村が指定、管理する)

小規模多機能型住宅介護のケアマネが2つのサービス計画書を作る

例外的に利用できるサービスがある

利用定員は29人まで

泊り、ショートステイで1日の利用定員が決まっている

サテライト型も併設することが出来る

利用料金は月ごとの定額制

2か月ごとに運営推進会議が開かれる

当ブログでケアマネ試験の学習法をまとめています。参考にどうぞ。

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