こんにちは、マッキーです。
この記事では「10万円からはじめる!小型株集中投資で1億円」という本の紹介をします。
世の中には、インデックスや高配当など色々な投資の手法がありますが、小型株へ集中投資するのはリスクが高いもので、怖いというイメージもありますよね。
この本を読むことで、小型株集中投資へのイメージが変わるかもしれません。
筆者の簡単な自己紹介です。

マッキーです。
年収は低めのサラリーマンです。
2019年から投資をはじめて、日本株や米国株へ投資をしています。
投資資金200万円からスタートして、現在は1,000万円を達成!
小型株集中投資とは?
小型株集中投資とは何か?
この本で言う小型株は、時価総額が300億円以下の企業を指しています。
時価総額は「現在の株価×発行している株数」で求めら、その会社を丸ごと買う時の値段が分かります。
この本で紹介する手法は、時価総額が300億円以下の企業にターゲットに、1年で株価が3倍に上がりそうな株へ集中的に投資するというものです。
集中投資なので投資先は1銘柄。
多くても3銘柄までです。
小型株集中投資のメリットが分かる。
この本を読むと、小型株集中投資を行うメリットが分かります。
小型株集中投資は一攫千金のギャンブルをしているイメージもありますが、メリットを見てみると意外と手堅い投資なんだということを感じます。
以下のようなメリットを解説しています。
- 集中投資するとフォローしやすい
- 塩漬けにしなくなる
- チャンス株をつかめば大逆転
まずは、小型株へ集中投資することで、その銘柄を深堀してフォローして追うことが出来ます。
次に、銘柄が少ない分、資金を流動的に動かせるため株が塩漬けになりません。
10~20%の下落で損切りとルールを決めることで、その資金で別の銘柄で再チャレンジすることが出来ます。
最後に、何度も再チャレンジを繰り返して、集中投資を続けることで、大きなリターンが得られます。
株価が2倍になったら利益確定。
投資銘柄の半分は株価が20%で損切り。
この条件でのシミュレーションで、資産推移が増加していく様子がデータで紹介されています。
5回に1回はチャンス株を引く必要がありますが、以下の通り増えます。





損切は鉄の掟ですね。
小型株集中投資では、損切することが前提となっています。
何度も数をこなして、チャンス株を引き当てる精度を高めていかなくてはいけません。
チャンス株を見つけ出す方法
この本では、1年内で株価が3倍になる小型株への投資がテーマです。
その企業を選ぶためのポイントが8つあります。
- 上場して5年以内の会社
- 時価総額が小さい(300億円以下)
- 創業社長が現役
- 社長や経営幹部が大株主
- 高学歴の新卒社員がいる
- 社員の平均年齢が若い
- みんなが欲しいと思う商品を提供している
- 株価チャートが上昇トレンド
書籍の中で8つのポイントの詳しい理由が解説されています。
これらのロジックが小型株集中投資をする上で、とても参考になります。
色々な条件が上げられましたが、どんな人が働いているのか?という部分へ着目しているように感じます。
この本の作者は元ベンチャー企業の社員です。
社長や社内での熱量を実際に感じて働いた経験が活かされていますね。
やらないことを決めることが大事
アップルの創業者であるスティーブ・ジョブズが「やらないことを決める」と言うのは有名ですね。
それと同じで投資で勝つためにも「やらないことを決める」ことも大事です。
この本では以下の8つの項目を解説しています。
- 分散投資はやってはいけない
- 下がった株を持ち続けてはいけない
- 有名な大企業の株は買ってはいけない
- 株価を見て株を買ってはいけない
- Twitterで盛り上がっている株を買ってはいけない
- 理解できない株を買ってはいけない
- 銀行や証券会社がすすめる投資信託を買ってはいけない
- 他人に預ける投資はやってはいけない
共感できる内容も多いので、とても参考になります。
この中で「4.株価を見ないで株を買ってはいけない」とありますが、この本の作者は時価総額を見ています。
この本を読んで、私も企業の時価総額を気にするようになりました。
どんな人におすすめの本
「10万円から始める!小型株集中投資で1億円」がおすすめなのはこんな方です。
- 投資の初心者
- 日本の成長株へ投資したい方
- サラリーマンで1億円を目指したい方
- 投資で大きなリターンを求めている
とても読みやすい本です。
投資をはじめたばかりの初心者でも理解できるように、小型株集中投資について丁寧に解説されています。
例えば、インデックス投資をやっているが更なるリターンを求めたいと思う方は、この本を手に取ることで、新しい投資の手法を学ぶのに役に立つでしょう。
売上はシリーズ累計10万部突破と謳われており、小型株投資の実践バイブルとして、活用している個人投資家も多くいそうです。
小型株で10万円から1億円へ大きく資産を増やすことが出来たら夢のようですよね。



投資には夢がある!
この本の概要
- 2019年12月18日(第一刷発行)
- 本体価格:1,400円
- 全175ページ
筆者のプロフィール
「10万円から始まる!小型株集中投資で1億円」筆者のプロフィール
遠藤洋
1987年生まれ
普通のサラリーマンだったが、現在は独立して投資家・自由人として活動。
はじめて投資をはじめたのは大学3年生のとき、知識ゼロの状態でFXへチャレンジして失敗した経験もある。
「1年以内に株価3倍以上になる小型株」へ集中投資するスタイルで最大年間利回り600、1銘柄の最大投資益1200%などのリターンを達成。
目次
- プロローグ:私が投資家になったわけ
- STEP1:年以内に株価3倍以上になる株の共通点
- STEP2:3倍株を深堀仕様
- STEP3:小型株でホームランを狙おう
- STEP4:上がる株には2つのパターンがある
- STEP5:あなたの身近にお宝情報がある
- STEP6:「買い時」「売り時」がわかる!
- STEP7:必要最低限でOK!チャート活用術
- STEP8:株式投資でやってはけない8つのこと
まとめ
この記事は「10万円からはじめる!小型株集中投資で1億円」について、簡単なレビューです。
小型株とは、時価総額300億円以下の企業と定義しています。
その小型株へ集中投資することで、大きなリターンを得ることが出来ます。
この本では、そのリスクとリターンの考え方、1年で株価が3倍以上になる株を選ぶポイント、株式投資でやってはいけないこと、などを解説しています。
投資初心者の方でも読みやすい本です。
これまで小型株投資をしていない人も、新しい投資の手法が学べます。
投資で大きなリターンを求めている方は、ぜひご覧になってみてください。