ケアマネ試験対策。介護療養院とは?基準等のポイントを解説。

介護医療院

こんにちは。マッキーです。

この記事では、ケアマネ試験対策として「介護療養院」についてまとめています。

近年にはケアマネの医療の知識や医療機関との連携を重要視する動きが高まっています。

そういった意味でも介護医療院は押さえておきたいサービスの一つです。

ケアマネ試験を勉強し始めた方は、まずは介護保険で提供されるサービスを一つ一つ押さえていくことが合格への近道です。

この記事を読めば、介護療養院のケアマネ試験でのポイントが分かります。

この記事はこんな方へおすすめ

  • 介護療養院のサービスの概要や基準について知りたい方
  • ケアマネ試験の合格を目指している方

筆者の簡単な自己紹介です。

マッキー

マッキーです。

介護士として10年以上働いています。

現場での経験を経て、ケアマネの資格を取得しました。

現在も特養の介護職員で、施設ケアマネとして働いています。

主にケアマネ試験をテーマにして、ブログで介護職員向けた情報等を発信しています。

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目次

介護療養院とは

介護療養院は2017年(平成29年)の法改正で追加されたサービスです。

療養とは、病気や治療のために手当をして体を休めることです。

介護療養院はその言葉の通り、介護や療養が必要な方へサービスを提供する施設です。

長期療養が必要な要介護者に対して医学的管理下の元、療養上のサービスや日常生活の場を提供します。

医療の機能と、生活の場としての機能の両方を兼ね備えています。

介護療養院で提供するサービス

  • 日常的な療養上の管理
  • 看護
  • 介護
  • リハビリ
  • ターミナルケア

介護医療院の入所者

介護療養院を利用する人は以下の通りです。

要介護者で、主に長期にわたり療養が必要な高齢者が対象です。

長期的な医療と介護のニーズを持っている方が対象のサービスです。

要介護者ということで、要介護1~5までの方が利用できます。

要支援の方は利用できません。

平成21年度の過去問では、要介護3以上の者でなければ利用できない。という設問がありましたが、そのような規定はありませんので注意しましょう。

介護療養院のサービスの類型

介護療養院のサービスを提供している機関についてです。

現状では介護療養院のほとんどが病院へ併設されています。

医療機関併設型病院、診療所に併設。
併設型小規模入所定員が19人以下の施設。

介護療養院には「Ⅰ型療養室」と「Ⅱ型療養室」の2種類があります。

Ⅰ型とⅡ型の違いについては、過去の試験(第22回、第23回)でも出題されています。

しっかり押さえておきましょう。

Ⅰ型療養室の特徴

  • 重篤な身体疾患を有する者
  • 身体合併症を有する認知症高齢者
  • (Ⅱ型よりも重篤度が高い)

Ⅱ型療養室の特徴

  • Ⅰ型以外の者
  • (Ⅰ型よりも重篤度が低い)

※Ⅰ型よりはⅡ型の方が重篤度が低いです。

介護医療院の人員基準

介護療養院の人員基準はこちらです。

Ⅰ型療養室Ⅱ型療養室
医師入所者48人に1人入所者100人に1人
看護師入所者6人に1人入所者6人に1人
介護職員入所者÷5人入所者÷6人
栄養士入所定員100人以上の施設で1人入所定員100人以上の施設で1人
介護支援専門員常勤1人以上(入所者100人増すごと1人)常勤1人以上(入所者100人増すごと1人)

第23回の試験でⅡ型療養室の医師の数が問題で出ました。

Ⅰの方が容体が重い方が多いので、より多くの医師が必要となります。

介護医療院の管理者

介護療養院の管理者は、基本的には医師です。

都道府県知事の承認などの条件を満たすことで、医師以外の者が管理者をすることも出来ます。

だれでも管理者になれるわけではなくいて、施設長などの経験があることが条件になります。

管理者の条件

  • 特別養護老人ホームの施設長
  • 養護老人ホームの施設長

第21回目の試験で医師以外の者が管理者になれるのかが問題で出ました。

介護療養院の設備の基準

介護療養院の設備の基準は以下のようになります。

これらの設備が必要です。

  • 診察室
  • 療養室
  • 機能訓練室
  • 談話室
  • 食堂
  • 浴室
  • レクリエーションルーム

療養室は入所者一人当たり8㎡以上定員は4人以下です。

療養室は個室じゃなくても大丈夫ですが、プライバシーへの配慮が必須です。

カーテンのみでなく、パーテーションや家具の配置を組み合わせて、室内を区切ることが必要です。

居宅介護支援事業所などへ情報を提供する際にも、あらかじめ入居者へ文章で同意を求めておく必要があります。

介護療養院の開設者

開設の許可は都道府県知事が行います。

(介護療養院=施設サービス)に分類される。

開設者となるものは、

  • 医療法人
  • 地方公共団体
  • 社会福祉法人
  • その他厚生労働省が定める者

介護療養院の介護報酬

介護療養院の介護報酬は表を見てわかる通り、以下の区分があります。

  • Ⅰ型かⅡ型かによる区分
  • 要介護度1~5による区分
  • 介護職員の人数による区分
要介護1要介護2要介護3要介護4要介護5
Ⅰ型(サービス費Ⅰ)
(看護6:1 介護4:1)
803911114412431332
Ⅰ型(サービス費Ⅱ
(看護6:1 介護4:1)
791898112712241312
Ⅰ型(サービス費Ⅱ)
(看護6:1 介護5:1)
775882111112081296
Ⅱ型(サービス費Ⅰ)
(看護6:1 介護4:1)
758852105611431221
Ⅱ型(サービス費Ⅱ)
(看護6:1 介護4:1)
742836104011271205
Ⅱ型(サービス費Ⅱ)
(看護6:1 介護5:1)
731825102911161194

利用者が負担するお金

これらのお金は利用者の負担となります。

  • 食事の費用
  • 居住費
  • 理美容代
  • その他、日常生活において必要となる費用

第21回の試験では、理容代の支払いを受けられるかどうかの設問がありました。

介護療養型医療施設の廃止

介護療養型医療施設が2024年3月で廃止になります。

介護療養院は介護療養型医療施設の廃止を考慮して作られています。

家庭での介護が難しく、病院でずっと入院したままになっている状態を社会的入院と言います。

このような人たちの受け皿として、現在は介護医療院への転換が進められています。

何年に廃止になるのかが試験でよく出題されています。

設問では2018年だったり2020年と書かれていて、ひっかけ問題になっていることが多いので注意です。(第23回、第21回試験。)

全体のまとめ

ケアマネ試験対策として、介護医療院についてまとめました。

介護医療院の大事なポイントとして、

Ⅰ型とⅡ型の2種類があること

Ⅰ型の方がより重篤な方が利用すること

2024年に介護療養型医療施設が廃止となり、介護医療院へ転移がすすめられていること

この辺が特に重要になってくると思います。

簡単ではありますが、以上でまとめとさせてもらいます。

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