介護福祉士の受験資格には4つのルートがあります。図解で徹底解説。

こんにちは。マッキーです。

現役の介護職員で「介護福祉士」「ケアマネ」の資格を持っています。

ブログで福祉に関する資格の情報を発信してます。

この記事では「介護福祉士になるにはどうすればいいの?」と疑問に思っている方へ向けて「介護福祉士の受験資格を得るための4つのルート」を解説したいと思います。

この記事はこんな方へおすすめ。

これから介護福祉士を目指そうと考えている方。

介護福祉士になるための条件を知りたい方。

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目次

介護福祉士の受験資格

介護福祉士の受験資格は以下の4つのルートがあります。

  • 養成施設ルート
  • 実務経験ルート
  • 福祉系高校ルート
  • 経済連携協定(EPA)ルート
介護福祉士の受験資格取得のための4つのルート図

養成施設ルート

高校を卒業して、介護福祉士の養成施設を卒業するルートです。

きちんと学校へ通いながら介護の技術や知識を学んでいきます。

介護福祉士の養成施設ルート図
  • 高等学校卒業→介護福祉士養成施設(2年以上)
  • 高等学校卒業→福祉系大学+介護福祉士養成施設(1年以上)
  • 高等学校卒業→社会福祉士養成施設→ 介護福祉士養成施設(1年以上)
  • 高等学校卒業→保育士養成施設+ 介護福祉士養成施設(1年以上)

介護福祉士養成施設の詳細はこちらからチェックできます。

http://kaiyokyo.net/school/index.html

介護福祉士養成施設の卒業年度により、筆記試験の有無が変わる

以下の通りに介護福祉士養成施設を卒業した年度により、筆記試験の有無が変わってきます。

介護福祉士養成施設を卒業した後のルート図

以前は介護福祉士養成施設を卒業すれば筆記試験を受けなくても介護福祉士を取得できましたが、だんだんと筆記試験を受ける流れになってきています。

平成29年から令和8年度の卒業生について

筆記試験を受験しなくても5年の期限付きで「介護福祉士」に登録できます。

卒業後5年の期限付き。

5年を経過したら資格を失効してしまいます。

継続して介護福祉士へ登録したい場合には、以下のどちらかの条件を満たす必要があります。

  • 筆記試験を受けて合格する
  • 継続して5年の実務経験

養成ルートの特徴

介護福祉士養成施設で、介護の基礎から技術までしっかりと学ぶことができる。

養成施設を卒業するまでの学費がかかる。

実務経験がなくても、介護福祉士になれる。

実務経験ルート

学歴には関係なく、介護の実務経験を積んで介護福祉士を取得するルートです。

このパターンで介護福祉士を取得する人が最も多く、筆者もこのルートをたどり介護福祉士を取得しています。

介護福祉士の実務経験ルート図
  • 実務経験3年以上+実務者研修終了
  • 実務経験3年以上+介護職員基礎研修+喀痰吸引等研修

実務経験の具体的な日数

実務経験には決められた日数があります。

従業期間:3年(1095日)以上

従事日数:540日以上

既定の日数に足りていなくても、試験実施年度の3月31日までの日数が満たされていれば「実務経験見込み」で受験することが出来ます。

従業期間は対象となる施設(事業所)へ在職している期間のことです。

「産休、育休、病休」などの休職している間も従業期間に含まれます。

従事日数は雇用契約に基づいて、実際に勤務している日数のことです。

1日の勤務時間は問いませんが、有休や研修などの「介護の業務を行わなかった日」は除かれます。

介護の業務としての実務経験が必要

実務経験として「介護の業務を行っている」ことがポイントとなります。

児童施設や障害者施設で働く方の経験も実務経験として有効です。

これらの方は介護福祉士の実務経験とはなりません。

  • 看護師として勤務している方
  • 理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの機能訓練担当職員
  • 事務員、栄養士、福祉用具専門相談員
  • 生活相談員、支援相談員などのソーシャルワーカー

実務者研修を受講しなければいけない

以下のどちらかの条件を満さなければいけません。

実務者研修の修了

介護職員基礎研修+喀痰吸引研修

実務者研修は介護職員基礎研修の内容に加えて、喀痰の吸引や経管栄養などの医療的ケアについても学習します。

実務者研修を経て介護福祉士へ挑戦する人が多数です。

実務経験ルートの特徴

実際に仕事をしながら実務経験を積むことができる。

実務者研修を修了する必要がある。

学歴に関係なくだれでも介護福祉士を目指せるルートです。

福祉系高校ルート

福祉関係の高校で学びながら受験資格を得るルートです。

カリキュラムの中で指定された科目の単位を取得して卒業することで受験資格が得られます。

介護福祉士の福祉系高校ルート図
  • 平成21年以降の入学者:新カリキュラム
  • 特例高校:指定の単位を取得+9カ月以上の実務経験+介護技術講習or実技試験
  • 平成20年以前の入学者:旧カリキュラム+介護技術講習or実技試験

新カリキュラムで取得する単位

全部で53単位が必要です。

科目単位数
社会福祉基礎4
介護福祉基礎5
コミュニケーション技術2
生活援助技術(医療的ケアを含む)10
介護過程4
介護総合演習3
介護実習13
こころとからだの理解8
人間と社会に関する選択科目4
合計53

特例高校で取得する単位

35単位:福祉系高等学校卒業による受験 (平成21~25年度、28~30年度入学者)

34単位:(専攻科)福祉系高等学校による受験(平成21~25年度、28~31年度入学者)

科目単位数
社会福祉基礎4
介護福祉基礎4
コミュニケーション技術2
生活支援技術(医療的ケアを含む)7
介護過程3
介護総合演習2
介護実習4(3)
こころとからだの理解5
人間と社会に関する選択科目4
合計35(34)

特例高校を卒業した後は実務経験が必要になる。

実際に介護施設などで働き、介護職員としての実務経験を積みます。

従業期間:9カ月(273日)以上

従業日数135日以上

福祉系高校ルートの特徴

高校を卒業後には介護福祉士の受験資格を得られる。

4つのルートの中では最短で介護福祉士になれる。

途中のコース選択によっては、実技試験の受験が必要となる場合がある。

経済連携協定協定ルート(EPA)

海外の方が日本で就労しながら研修を受けて、介護福祉士を目指す制度です。

介護福祉士のEPAルートの図

現在は3つの国から候補者を受けれいています。

  • インドネシア
  • フィリピン
  • ベトナム

EPA受験で外国人実習生への配慮として、

すべての問題用紙にふりがなが付記されている。

試験時間が通常の1.5倍

疾病などの英語名への併記される。

経済連携協定協定ルート(EPA) の特徴

インドネシア、フィリピン、ベトナムから候補者を受入する制度。

日本でも多くの方が介護福祉士の候補生として受け入れされています。

流れは実務経験ルートとほぼ同じ。

全体のまとめ

介護福祉士になるための4つのルートについて、それぞれ解説を行いました。

養成校ルート

介護福祉士養成施設を卒業する

  • 介護の実務経験を積んで、実務者研修を取得する
  • 筆記試験が免除されていたが、今後は筆記試験が必須となってくる
  • 卒業した年度により、介護福祉士に期限がつく

実務経験ルート

  • 学歴に関係なく介護職員として働きながら取得できる
  • 従業期間:3年(1095日)従業日数:540日以上
  • 実務者研修を修了しなくてはいけない

福祉系高校ルート

  • 高校で所定のカリキュラムを修了する
  • ルートの選択によっては実務試験が必要になる
  • 全てのルートの中で最も早く介護福祉士になれる

経済連携協定(EPA)ルート

  • 海外の方を対象にした制度
  • 現在はインドネシア、フィリピン、ベトナムから受け入れしている
  • 日本語の試験への配慮がある

それぞれに特徴があるので、自分がどのルートで介護福祉士を取得したいか参考にしてもらえれば幸いです。

介護福祉士の試験の概要と勉強法について、

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