ケアマネ試験対策。住所地特例って何のこと?保険者のルールを勉強しよう。

住所地特例

こんにちは、マッキーです。

ケアマネ試験の対策として「住所地特例」について勉強していきたいと思います。

住所地特例って何のこと?

ケアマネ試験の介護支援分野が難しいという方へ向けて、

かみ砕いて解説をしていきます。

筆者の簡単な自己紹介です。

マッキー

マッキーです。

介護士として10年以上働いています。

現場での経験を経て、ケアマネの資格を取得しました。

現在も特養の介護職員で、施設ケアマネとして働いています。

主にケアマネ試験をテーマにして、ブログで介護職員向けた情報等を発信しています。

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目次

介護保険は「住所地主義」その特例として「住所地特例」

「住所地特例」とは何か?を理解するにあたり、まずは介護保険の保険者について整理しましょう。

介護保険の保険者は市町村および特別区です。

そして原則として、自分の住所の市町村が保険者となります。

つまり介護保険は「住所地主義」が前提です。

しかし、中には例外があります。

住所地主義とは反して、別の市町村が保険者となるケースです。

「住所地特例」は読んで字のごとく、住所地の特例で、住んでいる市町村以外が保険者になる制度です。

住所地特例の説明図

上の図のようにB市に住んでいる人の保険者がA市となる、のようなケースが「住所地特例」です。

保険者と被保険者の基本をおさらいしたい方は以下の記事も参考にどうぞ。

「住所地特例」の目的は市町村による財政格差を防ぐこと

介護保険の保険者は、全国の市区町村が担っています。

その地域の状況に合わせて、様々な格差が生じます。

マッキー

市町村の財政には格差が生じやすいです。

例えば、高齢者の多い市区町村では、介護を受ける人数が多くなりますよね。

老人ホームなどの入所施設が多い地域では、介護保険料が他の地域よりも高くなる傾向にあり、その一部を市町村が負担しています。

介護保険制度は市区町村の高齢者人口や入所者施設の状況によって財政負担の差が生じてしまう制度です。

住所地特例は、この市区町村間の財政上の不均衡を防ぐ目的があります。

介護保険の財源についても、参考にどうぞ。

住所地特例が対象の施設

住所地特例は、特定の施設へ入っている人に対して適応されます。

対象の施設は以下の通りです。

介護保険施設

施設系のサービスは住所地特例となります。

特定施設

  • 有料老人ホーム
  • 軽費老人ホーム
  • サービス付き高齢者向け住宅

サービス付き高齢者向け住宅は「サ高住」とよく略されますね

2014年の法改正からサ高住が含むようになっています。

「特定施設」+「サ高住」は住所地特例です。

養護老人ホーム

養護老人ホームは、身寄りがない人や経済的な理由などで生活が困難な人が入る施設です。

身体的な介護は基本的に行いませんが、自立や社会復帰に向けてのサポートが目的の施設です。

養護老人ホームも住所地特例です。

住所地特例の施設へ引っ越した際の保険者は?

実際に住所地特例の施設へ引っ越した際に、保険者はどこになるのか、例を上げてみてみましょう。

別の市町村の住所地特例施設へ引っ越したパターン。

「A市の自宅」から「B市の特養」へ住所を映すと「保険者はA市」になります。

A市からB市の特養へ住所変更した際の住所地特例パターン

2つ以上の住所地特例施設を移ったパターン

「A市の自宅」から「B市のサ高住」へ住所を移し、さらに「C市の特養」へ住所を移した場合も「保険者はA市」になります。

二つ以上の住所地特例施設を移った例

いずれも、もともとのA市が保険者となりますね。

住所地特例で提出する書類

市町村をまたいで引っ越しをする際には、基本的に転出届と転入届を出しますね。

住所地特例施設の場合は、それに加えて「住所地特例適用届」を提出します。

  • A市に「転出届」
  • B市に「転入届」
  • 保険者であるA市へ「住所地特例適用届」
住所地特例適用届を提出する

A市へ対して、これからも保険者をよろしくお願いします。という届け出ですね。

ケアマネ試験の出題傾向

住所地特例に関する問題は、介護支援分野の前半部分で出題されます。

出題される年と、出題されない年で半々くらいですね。

住所地特例は介護保険に限らず、「国民健康保険」や「後期高齢者医療制度」でも使用されている制度です。

他の福祉系の資格を勉強する方にとっても、重要な制度なのでぜひ理解しておきたいですね。

マッキー

過去問がんばりましょう。

この記事のまとめ

この記事では、ケアマネ試験を受ける方、住所地特例って何?という方へ向けて、

住所地特例についてまとめました。

住所地特例とは?

介護保険は自分の住んでいる市町村が保険者となる「住所地主義」です。

住所地特例は、その例外として別の市町村が保険者となる制度です。

住所地特例の目的

介護保険制度は市区町村の高齢者人口や入所者施設の状況によって財政負担の差が生じてしまう制度です。

住所地特例の目的は市町村ごとの財政上の不均衡を防ぐことです。

住所地特例が対象となる施設

①介護保険施設

②特定施設

  • 有料老人ホーム
  • 軽費老人ホーム
  • サービス付き高齢者向け住宅

③養護老人ホーム

その他のポイント

住所地特例施設へ引っ越した際は、元の自宅のある市町村が保険者となります。

A市の自宅>B市の特養へ引っ越し=A市が保険者

住所地特例施設へ引っ越した際に、元の保険者へ「住所地特例適用届」を提出します。

  • A市に「転出届」
  • B市に「転入届」
  • 保険者であるA市へ「住所地特例適用届」

住所地特例は、介護支援分野の前半で出題されます。

以上でまとめとさせてもらいます。

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