訪問入浴介護ってどんなサービス?ケアマネ試験で出題されるポイントをまとめ。

訪問入浴介護

この記事では、ケアマネ試験の対策として訪問入浴介護のサービスについてまとめていきます。

この記事はこんな方へおすすめ

訪問入浴介護のサービスについて詳しく知りたい方

ケアマネ試験で出題されるポイントを知りたい方

筆者の簡単な自己紹介です。

マッキー

マッキーです。

介護士として10年以上働いています。

現場での経験を経て、ケアマネの資格を取得しました。

現在も特養の介護職員で、施設ケアマネとして働いています。

主にケアマネ試験をテーマにして、ブログで介護職員向けた情報等を発信しています。

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目次

訪問入浴介護とは

はてなネコ

訪問入浴介護って?

居宅での入浴の介護を行うサービスです。

家の中へ簡易浴槽を自宅へ持ち込んで入浴の援助をします。

利用者の身体の清潔保持、心身機能の維持を図る目的があります。

訪問入浴介護こんな利用者さんに向けたサービス

  • 疾病などの理由があって普通の入浴が困難な方
  • 自宅に浴槽がない方
  • ベッドのすぐ横に浴槽を設置して行うので、身体的な負担を減らせます。
  • 医療的なニーズの高い方が想定される。

医療的なニーズが高い方が想定されているので、訪問入浴サービスの提供は看護師が同行します。

さらに、サービスを利用するために主治医の確認が必要な場合があります。

訪問入浴介護からケアマネ試験で出題されるポイント

ケアマネ試験で出題されるポイントをまとめていきます。

訪問入浴介護に関する問題は、医療福祉サービス分野で毎年1問は出題されている傾向です。

貴重な1点を確実に抑えられるように、確認していきましょう。

訪問入浴介護と訪問介護の入浴介助とは違う

家の中のお風呂で入浴の介助をするのは訪問介護になります。

訪問入浴介護では「浴槽を提供して行う」のがポイントとなります。

けあまネコ

簡易浴槽を使うかどうか。

訪問入浴の人員基準

訪問入浴介護の人員基準は以下の通りです。

職種訪問入浴介護(介護予防)訪問入浴介護
管理者専従(常勤)専従(常勤)
看護職員1人以上1人以上
介護職員2人以上1人以上

実際に入浴の介護を行うのは、看護師と介護職員です。

看護職員、介護職員のうち1名以上は常勤の者です。

訪問入浴介護を実施する職員

実際に自宅へ訪問して、入浴の介護をする職員には以下の決まりがあります。

この部分は試験でよく出てくるので必ず覚えておきたいです。

看護師が1名介護職員2名(3人体制)で行う。

利用者の体調が安定していれば、主治医の意見を確認の上で介護職員3人だけでも行えます。

この中の1人がサービス提供責任者となります。

訪問入浴は3人体制で行う。介護職員2名。看護師1名。

人数は試験によく出題されます。

介護予防訪問入浴の場合は?実施する職員

介護予防訪問入浴介護の場合は、要支援の方が対象となるので、通常の訪問入浴介護よりも介護にかかる労力は低いと想定されています。

したがって、介護予防訪問入浴の場合では、看護師1人、介護職員1人(2人体制)となります。

介護予防訪問入浴の問題は、16回の試験以降は出題されていませんが、過去に出題されたことがあるので一応確認しておきましょう。

利用者さんのが要支援の分、通常の訪問入浴よりも職員の人数は少なくて済みます。

この場合も体調が安定して、医師の確認があった場合、介護職員2人で行えます。

終末期の方でも訪問入浴を利用できる

終末期の方感染症の方でも入浴が可能です。

主治医と相談の上、入浴への注意や説明を受けた上で対応します。

厚生労働省の介護給付費等実態統計月報によれば、

訪問入浴を利用する方の

  • 50%が要介護度5の利用者です。
  • 27%が要介護度4の利用者です。
けあまネコ

訪問入浴を利用している人の7割以上が
要介護4、5の重度の方です。

訪問入浴介護のサービスを実施する流れ

入浴のサービスを実施する流れは以下の通りです。

  1. 簡易浴槽を家の中へ運んで準備する。
  2. 事前に健康状態をチェック(血圧、脈拍、体温を測定して体調を確認する。)
  3. 体調や本人が入浴をどうしても希望されない場合は、手足の部分浴や正式にとどめる場合があります。
  4. 入浴は通常5~10分程度。
  5. 入浴後のケアも実施。(着替え、水分補給、体調の確認)
  6. 使用した浴槽やタオル、器具は1回のサービス提供ごとに消毒をします。

衛生管理については過去問でも出題されています。

一度使用した器具はその都度、消毒をします。

訪問入浴事業所の建物の設置基準

広さの規定はありませんが、事業の運営を行うのに必要なスペースを確保します。

浴槽などの器具を片付ける倉庫に当たる部分、利用申し込みの受付や相談に対応するためのスペースが必要です。

事業所の建物の基準について、まれに出題されます。

第20回試験では、事務室の受付や相談スペースが必要かどうかが問題に出ています。

主治医や医療機関との連携をとる

訪問入浴介護は医療ニーズの高い利用者が想定されており、入浴中の事故や急変時などのアクシデントも考えられます。

なので、医療機関との連携が大事になっています。

訪問入浴サービスを提供するにあたって協力医療機関を定めます。

協力医療機関は何かアクシデントがあったときすぐ対応できるように、事業所の実施地域の中にあることが望ましいです。

入浴中に急変したり等の緊急時は主治医へ連絡して対応します。

訪問入浴の介護報酬

訪問入浴介護費は、要介護度にかかわらず「1回あたり」の入浴で算定されます。

介護報酬に要介護度は関係なし
一回当たりの入浴で算定される

要介護度は関係なし

入浴1回ごとに算定

1回あたり

1回あたりの単位は以下の通りです。

  • 訪問入浴:1,260単位
  • 介護予防訪問入浴介護:852単位

減算の要件

以下の場合に減算となります。

  • 介護職員3人で行った場合 95%
  • 清拭や部分浴で対応した場合 70%
  • 同一建物内に居住する場合 90%または85%

主な加算と減算

訪問入浴介護の主な加算と減算は以下について紹介します。

初回加算

はじめてサービスを実施する前に、居宅へ訪問した際に算定できる加算です。

実際にお宅へ訪問して、浴槽の設置場所や排水の方法などを事前に確認する目的があります。

認知症専門ケア加算

認知症の利用者さんに対してサービスを提供している際に算定できる加算です。

認知症日常生活自立度がⅢ以上の利用者の占める割合が1/2以上を占める場合に算定されます。

介護職員3人でサービスを実施

主治医の意見を確認した上で、利用者さんの容態が安定している場合には介護職員3人でサービスを実施できますが、95%の減算となります。

浴槽へは入らず、部分浴を実施する

利用者さんの希望や心身の状況により、清拭や部分浴で対応した場合には90%の減算となります。

全体のまとめ

この記事では、ケアマネ試験の勉強中の方へ向けて、訪問入浴介護サービスから試験で出題されるポイントをまとめました。

訪問入浴介護とは?

訪問入浴は簡易浴槽を持ち込んで行うサービス。

利用者は要介護4、5の方がほとんどで、医療的なニーズの高い人が想定されている

試験に出題されるポイントまとめ

  • 浴槽を提供して行う
  • 基本は看護師1名+介護職員2名(3人体制)で行う
  • 終末期や感染症の方でもサービスを利用することが出来る
  • 一度使用した器具はその都度、消毒をする
  • サービスの提供には協力医療機関を定める
  • 介護報酬は要介護度に関係なく、1回ごとの利用料金が決まっている
  • 介護職員3人でサービスを行ったり、部分浴で対応した場合は減算がある

簡単ですが、以上でまとめとさせてもらいます。

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